会社員だと年収が1,000万を少し超えただけで税率が一気に跳ね上がって40%近く持っていかれるのに、配当だと何億円受け取っても課税は大体20%で済む。しかも配当には社会保険料の徴収もかからないから、仕組み的に資産家の方が圧倒的に有利。こういう知識こそ義務教育で教えるべきじゃない?
— 部屋着ちゃん@インデックス投資 (@Miii250620) October 14, 2025
【税金の誤解をスッキリ解消!】配当の税金は本当に20%で済む?大口株主の落とし穴と金融リテラシーの大切さ
「会社員は年収1,000万円超えると税金で40%近く持っていかれるのに、配当なら何億円もらっても20%で済む!資産家ずるい!」――そんな話を聞いたことありませんか?確かに、資産家が税制で有利な部分はあるけど、この話、実は半分正しくて半分間違ってるんです。今回は、配当の税金の真実と、こういう知識が義務教育で必要な理由をガッツリ解説します!
1. 配当の税金、ほんとに20%で済むの?
一般的に、株式の配当金には分離課税が適用され、税率は20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)です。会社員の給与所得は、年収1,000万円を超えると所得税率が33%(住民税含めると実効税率は40%超)まで跳ね上がるので、「配当の税率20%ってめっちゃ得じゃん!」って思うのは自然なこと。
でも、ここに落とし穴があるんです。大口株主に該当する人は、配当が総合課税の対象になる場合があるんですよ!
大口株主って何?
大口株主とは、例えば上場企業の発行済株式の3%以上を保有する個人株主のこと(2011年以降の基準)。このラインを超えると、配当は分離課税じゃなく、給与や他の所得と合算して総合課税で計算されます。総合課税だと、所得が多い人は最大55%(所得税45%+住民税10%)の税率がかかることも。たとえば、年収1億円の人が配当で1億円もらったら、合計所得2億円に55%の税金がかかって、5,500万円近く持っていかれる計算。これ、20%の分離課税と比べるとエグい差ですよね。
誤解ポイント: 「配当はいつでも20%で済む」って思ってる人は、大口株主のルールを知らないと大損するかも!特に、家族や関連会社で株を分散させても、税務署が「実質的に同一」と見なすと総合課税の対象になるから要注意。
2. 会社員と資産家の税負担、ほんとに不公平?
確かに、税制は資産家に有利な面があります。たとえば:
- 社会保険料がかからない: 配当には社会保険料(健康保険や厚生年金)の負担がないので、会社員の給与(年収1,000万円超で社会保険料もガッツリ)より手元に残るお金が多い。
- キャピタルゲインも20%: 株式の売却益も分離課税で20.315%。高額所得者でも税率は変わらない。
- 節税の選択肢が多い: 資産家はNISAや法人設立、信託、オフショア口座などを使って税負担を抑えるテクニックが使える。
でも、大口株主の総合課税ルールがあるから、「資産家はみんなくそ楽!」ってわけでもないんです。税金の仕組みって、投資を促すためにある程度優遇してるけど、ちゃんと「落とし穴」も用意されてるってこと。
誤解ポイント: 「資産家は税金で得しまくり!」は半分本当だけど、大口株主だと話が変わる。税制のルールをちゃんと知らないと、資産家でも痛い目見るよ!
3. なんでこんな大事なこと、義務教育で教えないの?
税金の仕組みや投資の基礎って、生きていく上でめっちゃ大事なのに、学校じゃほぼスルーですよね。たとえば:
- 税金の差: 給与所得と配当所得の税率の違い、知ってたら資産形成の戦略変わるよね。
- 投資の基礎: 複利の効果やNISAの使い方、若いうちに知ってたらお金の増やし方が全然違う。
- 落とし穴の回避: 大口株主の総合課税みたいなルールを知ってれば、投資の計画も立てやすい。
2022年から日本の高校で「金融教育」が少し導入されたけど、ぶっちゃけまだまだ薄い。アメリカやオーストラリアだと、高校で税金や投資の授業があるのに、日本は遅れてる感ハンパない。この辺、義務教育でガッツリ教えてくれたら、みんなの人生の選択肢が広がるのに!
4. じゃあ、どうすればいい?初心者向けアクション
税金の誤解を解いたところで、「じゃあ自分はどうすればいいの?」って人のために、簡単なアクションプランを:
- NISAを活用: NISA口座なら配当も売却益も非課税!大口株主の総合課税も関係なし。大口株主になる前に、NISA枠使い切るのが賢い。
- 税金の基礎を学ぶ: 国税庁のサイトやファイナンシャルプランナーの本で、税金の基本をサクッと勉強。分離課税と総合課税の違いくらいは押さえておこう。
- 少額から投資: 配当狙いの投資なら、少額から始めて3%未満の保有に抑える。大口株主になる前に、税金の影響をシミュレーション。
5. 最後に:金融リテラシーは自分を守る武器
「配当は20%で済む!」みたいな半端な知識は、逆に危ない。税金のルールって複雑だけど、知ってるだけで人生の選択肢が広がるんです。会社員だろうが資産家だろうが、税制や投資の知識は自分のお金を守る武器。義務教育で教えてくれないなら、自分で学んで差をつけちゃおう!
もし「もっと知りたい!」って人は、こんなテーマはどう?
– 大口株主にならないための節税テク
– NISAやiDeCoの賢い使い方
– 資産家がやってる税金回避の裏ワザ
コメント欄でリクエスト待ってるよ!一緒に金融リテラシー上げていこうぜ!



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