メタプラネット株、下落止まらず?後発参入で盛り返しは厳しいか
2025年9月4日、メタプラネット(3350)の株価が再び急落。前日比約7〜8%安の700円台後半〜700円割れまで下落し、投資家の間に悲観ムードが広がっています。新株予約権の行使停止措置にもかかわらず下落が続く中、後発企業の参入で競争が激化。盛り返しは簡単ではない状況です。今回は、なぜ株価が下がり続けているのか、後発企業が与える影響と今後の反発可能性を解説します。
なぜ株価は下がり続ける?3つの要因
メタプラネットは「ビットコイントレジャリー企業」として、ビットコイン(BTC)を企業資産に積み上げる戦略で注目を集めてきました。しかし、以下の要因が株価の重荷になっています。
- 新株予約権の希薄化懸念
第20回〜第22回新株予約権(潜在株式約5.5億株、調達額想定約7674億円)は、株主希薄化率約76.9%と市場に大きな不安を与えています。9月3日〜30日の行使停止措置で一時的な売り圧力軽減が期待されましたが、株価は700円台を記録。X(旧Twitter)では「停止しても売り圧力が消えない」「10月再開でさらに下落か」との声が目立ちます。 - BTC連動性の低下
メタプラネットの魅力はBTC保有量(約8888BTC、時価約1370億円)との連動性ですが、BTC価格が6万ドル台で堅調な一方、株価は下落。9月1日の株主総会で発表された成長戦略(BTCホテル計画中止など)が「期待外れ」と受け止められ、海外投資家の買いが細ったことも要因です。 - 信用買い残の圧力
信用買い残が発行済株式の約10%超と高水準で、解消売りが下落を加速。200日移動平均線(約800円)割れで、テクニカル的にも弱気相場に突入しています。
後発企業の参入で競争激化
メタプラネットが先行していた「BTCトレジャリー」戦略に、後発企業が参入し始めています。たとえば、MicroStrategyのフォロワーや、日本国内ではリミックスポイント、SBI関連企業などが類似モデルを模索。これがメタプラネットの独自性を脅かしています。
- 後発の優位性
後発企業はメタプラネットの課題(希薄化や需給悪化)を回避し、優先株発行や透明性の高い運用方針を採用する可能性があります。Xでも「後発の方が資金調達が上手い」「メタプラの先行者利益が薄れた」との意見が。 - 投資資金の分散
BTC関連株が増えると、投資家の資金が分散。メタプラネットの「BTC一本足打法」が競争力で劣るリスクが高まっています。
盛り返しは可能?カギとなる4つのポイント
株価の盛り返しは「大変」ですが、不可能ではありません。以下が反発のカギです。
- BTC価格の上昇
BTCが2025年末〜2026年にかけて強気サイクル(10万ドル超予想)に入れば、メタプラの資産価値が再評価され、株価を押し上げる可能性。BTC連動性が再び注目されるシナリオです。 - 資金調達の透明性
9月16日の臨時株主総会で、優先株発行や新たな資金調達策が好感されれば、希薄化懸念が和らぎます。EVO FUNDの継続支援も支えに。 - 独自戦略の再構築
BTC以外の成長軸(例:Web3、AI×ブロックチェーン)を打ち出せば、後発との差別化が可能。現在の戦略では投資家心理の好転は難しい。 - 短期テクニカル
株価が700円付近で下げ止まり、RSIが「売られすぎ」圏内の30近辺から反発すれば、短期トレーダーの買い戻しが入る可能性。レンジ相場(700〜800円)での底打ちが焦点。
投資家はどう動くべき?
現状、短期的には700〜800円のレンジで軟調推移が続く可能性が高いです。長期投資家はBTC保有量と連動性を重視し、値動きを耐える戦略が有効。一方、短期トレーダーは700円割れを損切りラインに設定し、需給改善の兆し(株主総会やBTC急騰)を待つのが賢明です。
Xでは「後発に負ける前に戦略見直しを」「BTC次第で復活も」と両論が飛び交い、注目度は依然高い。投資は自己責任で、BTC市場や信用残高、チャートを注視しましょう。メタプラネットの今後に期待しつつ、冷静な判断が求められる局面です。
免責事項
本記事は情報提供を目的としており、投資勧誘ではありません。投資判断は自己責任でお願いします。

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