仕手性の高い銘柄として注目される海帆(3133)を巡る一連の動きには、見えにくい高度な心理戦が隠されていると考えることができます。
大株主間の貸株の動きやSNS上での過激な発言は、単純な対立ではなく、計算された戦略の一環である可能性が指摘されています。

SNSでの批判は本当に本心からなのでしょうか?

それは、相場を動かすための「プロレス」と考えることができます。
- 仕手株・海帆(3133)を巡る大株主間の複雑な関係性
- SNSでの激しい批判が計算された「プロレス」である可能性
- 株価形成における裏側にある高度な心理戦の構造
- 投資家が感情に流されず、冷静な視点を持つ重要性
海帆(3133)を巡る「違和感」の正体
仕手性の高い銘柄として常に注目を集める「海帆(3133)」。
その裏側で囁かれる大株主TB1、WGL(ウエスト・ガルフ・ランド)、そしてカリスマ投資家トンピン氏の奇妙な三角関係。
SNSでの過激な発言や、貸借取引の不自然な動きに違和感を覚える投資家も少なくありません。
今回は、その「違和感」の正体に迫ります。
1. 「知らないはずがない」という需給の論理
市場関係者の間で囁かれるのは、「需給のプロが貸株の存在を把握していないはずがない」という極めて現実的な推論です。
- 徹底したデータ分析
特定の銘柄に深く関与する投資家は、日証金の残高や大量保有報告書、さらには板の動きから「誰が弾(株)を貸しているか」を精緻に分析します。 - TB1と海帆の距離感
発行体である海帆と大株主TB1の密接な関係を考えれば、第三者であるWGLへの貸借が、全くの「寝耳に水」で行われる可能性は低いと見るのが自然です。
2. なぜ「ボロクソ」に叩くのか?プロレスか、真剣勝負か
SNS上での激しい批判。これがもし「計算された演出」だとしたら、その目的は何でしょうか。
- 「共通の敵」の創出
個人投資家の結束を高めるには、明確な「悪役(ヒール)」が必要です。WGLを批判することで、既存ホルダーの握力を強める効果が期待できます。 - 踏み上げの舞台装置
「ルールを無視して空売りを仕掛ける機関」という構図を作ることで、その後の踏み上げ(買い上げ)に正当性とドラマ性を持たせることができます。 - 一種の牽制
もし合意に基づかない動きがあった場合、SNSという公開の場で叩くことで、相手の行動を抑制する「実力行使」としての側面もあるかもしれません。
3. 大株主と発行体の「大人の事情」
TB1が海帆に無断で動くことは考えにくい一方で、企業側も「株価対策」と「大株主の利益(貸株金利など)」の板挟みに合うことがあります。
表面上は敵対しているように見えても、最終的な出口(利確)に向かって役割分担をしているのではないか、という見方は、海帆のような銘柄を観察する上での「一つの視点」と言えるでしょう。
まとめ:投資家に求められる視点
「SNSでの発言」をそのまま真実として受け取るか、それとも「相場を動かすためのピース」として読み解くか。
海帆を巡るドラマは、単なる数字のやり取りではなく、高度な心理戦の様相を呈しています。
我々個人投資家に必要なのは、感情的な煽りに乗ることではなく、
「誰が、どのポジションで、何を目的に発言しているのか」を冷徹に見極める目なのかもしれません。


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