【速報】売れるネット広告社グループ 9235、M&Aで売上2倍も最終赤字拡大。今後の戦略は?

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【速報】売れるネット広告社グループ、M&Aで売上2倍も最終赤字拡大。今後の戦略は?

売れるネット広告社グループ(証券コード:9235)が、2025年7月期の連結決算を発表しました。積極的なM&A戦略で売上高は前年比207.2%と2倍以上に急成長したものの、最終赤字は拡大し、市場では厳しい評価を受けています。

📈 売上は大幅増も、計画未達で最終赤字が拡大

2025年7月期の連結業績は、売上高15億6,754.9万円(前年比207.2%増)と大幅な増収を達成しました。しかし、営業損失は1億6,690.7万円親会社株主に帰属する当期純損失は4億4,410.5万円となり、会社計画を下回る結果となりました。

この最終赤字拡大の主な要因は、子会社であるオルクス株式会社に係るのれんの減損損失2億5,646.4万円を特別損失として計上したことです。会社側は、この一時的な損失計上により、将来の償却費負担が軽減されると説明しています。

🤝 M&A事業が成長を牽引、既存事業は依然として赤字

売上高を牽引したのは、M&Aで取得した企業でした。特に、2024年8月に子会社化した株式会社JCNTが主軸の「グローバル情報通信事業」は、売上高6億8,811.8万円、セグメント利益7,632万円と、連結売上の約44%を占めるまでに成長しました。

一方で、既存事業は依然として厳しい状況です。「D2C(ネット通販)向けデジタルマーケティング支援事業」の売上高は6億6,195.9万円、セグメント損失は1億318.6万円でした。

🚀 黒字化は達成できるのか?2026年7月期予想

会社は、2026年7月期の連結業績について、売上高18億8,000万円、営業利益1,409.5万円、親会社株主に帰属する当期純利益202.5万円と、黒字化を見込んでいます。

しかし、わずか200万円強の最終利益予想は、今後の事業展開や市場環境の変化によっては、容易に赤字に転落するリスクをはらんでいます。会社は、今後も積極的なM&Aを通じて事業領域を拡大し、持続的な成長を目指すとしています。

【時間外取引の動向】 決算発表直後の2025年9月12日PTS(時間外取引)では、株価が1,378円(前日比-18円、-1.29%)で推移しており、市場の失望感が色濃く表れています。時間外では売られており、投資家心理の冷え込みが続いています。

項目 2025年7月期実績 2026年7月期予想 前年比
売上高 15億6,754.9万円 18億8,000万円 +20.0%
営業利益 -1億6,690.7万円 +1,409.5万円 黒字転換
純利益 -4億4,410.5万円 +202.5万円 黒字転換

(注: 予想はM&A効果を織り込まない保守的数字。実際は30-35億円規模の売上も可能との見方あり。)

まとめ

今回の決算は、M&Aによる売上拡大という成長の側面と、最終赤字の拡大や既存事業の赤字構造という課題の両面が浮き彫りになりました。社長の強気な発言と、厳しい決算内容のギャップが投資家の失望を招いた可能性もあります。

特に、社長のX(旧Twitter)での言動が注目されます。 加藤公一レオ社長(@leokoichikato)は、起業のドラマチックなストーリー(例: 「起業とは命を懸けたドラマだ」)や、会社成長の宇宙規模の比喩(例: 「エベレストも超え宇宙へ出発🚀」)で投資家を期待させますが、決算の赤字拡大でいつも期待外れになるパターンが続き、株主のフラストレーションを増幅させています。この「強気PRと現実のギャップ」が、市場の信頼回復をさらに難しくしている要因です。

今後の株価は、事業進捗や、2026年7月期の黒字化予想が達成できるかにかかっていると言えるでしょう。M&Aによる事業拡大を加速させる同社の戦略は、将来の成長への期待と、伴うリスクの両方を内包しています。

果たして、会社は投資家の信頼を回復し、黒字化を達成できるのでしょうか。今後の動向に注目が集まります。

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