自民党新総裁・高市早苗氏の誕生:政策・外交、そして株式市場に吹く「高市トレード」の風
こんにちは、皆さん。政治と経済の交差点を追いかけるこのブログへようこそ。今日は、2025年10月4日に発表された自民党総裁選挙の結果にスポットを当てます。前経済安全保障担当大臣の高市早苗氏(64歳、衆議院議員・奈良2区、当選10回)が第29代総裁に選出されました。自民党立党70年ぶりの女性総裁就任という歴史的な瞬間です。決選投票では小泉進次郎農林水産相を破り、党員・党友票と国会議員票の両方で優位に立った高市氏。党内再建の重責を担う彼女の政策や外交スタンス、そしてそれがもたらす株式市場の動き――「高市トレード」まで、全体を深掘りしていきましょう。
高市早苗氏のプロフィールと総裁選の意義
高市早苗氏は、保守派の急先鋒として知られる政治家です。総裁選では「GDPを10年で倍増させる」経済成長戦略を公約に掲げ、安倍政権時代の「アベノミクス」を継承する姿勢を鮮明にしました。この勝利は、単なる人事異動ではなく、自民党の再生を象徴するもの。15日の臨時国会で正式に首相就任が決まる見通しで、日本政界の新時代が幕を開けます。女性総裁の誕生は、ジェンダー平等の観点からも注目を集めていますが、彼女の政策が国内外にどんな波及効果をもたらすのかが、今後の鍵です。
貿易政策:日本国益を最優先に、柔軟なアプローチ
高市氏の経済政策の目玉は、積極財政と金融緩和の推進。物価高対策を織り込み、政府が財政・金融の責任を明確に担う方針です。特に、日米貿易協定については即時改定は避け、日米間の協議枠組み内で「日本国益に合わない点」を指摘・修正するアプローチを強調。選挙討論では、「日本との貿易協定が国益に合わない場合、重談を排除しない」との強気発言が飛び出しました。
日本3大経済団体(経団連、経同連、日商)も新総裁就任を歓迎し、成長戦略への期待を表明しています。この政策は、円安誘導による輸出企業優位の環境を後押しする可能性が高く、自動車や製造業セクターに追い風となりそうです。グローバルなサプライチェーン再編の時代に、高市氏の「経済安全保障」重視は、貿易摩擦のリスクを最小限に抑えつつ、日本経済のレジリエンスを高めるものになるでしょう。
台湾・中国との関係:強硬と柔軟のバランス外交
外交面では、高市氏の保守色が色濃く出ています。台湾との協力関係を重視し、台湾の頼清徳総統とは2025年4月に会談。防衛・経済安保・価値観共有の3分野で連携強化を確認しました。台湾メディアからは「台湾の揺るぎない友人」「蔡英文前総統を尊敬する経験豊富な政治家」との評価が相次ぎ、総裁選勝利を速報で報じています。台湾海峡の平和・安定を「日本を含む国際社会の関心事」と位置づけ、中国の海洋覇権拡大に対抗する姿勢は明確です。
一方、中国との関係では強硬論が目立つものの、選挙中は「中国のリーダー(習近平国家主席)と率直に対話したい」と柔軟さをアピール。米シンクタンクへの寄稿では、「力による現状変更は許さず、対話による平和的解決を」と強調しました。中国外務省は高市氏の選出に対し、「台湾問題での日中共同声明の履行」を求め、靖国神社参拝や台湾関係者との面会に警戒感を示しています。中国SNSでは「超右翼」との声も上がり、日中関係の安定化が今後の課題です。
このバランス外交は、地政学リスクの高いアジア太平洋地域で、日本のリーダーシップを試すもの。台湾支援の強化は同盟国米国との結束を強めつつ、中国との経済的つながりを損なわないよう、綱渡りのような外交手腕が求められます。
株式市場の新風:「高市トレード」の再始動か?
さて、ここで政治から経済市場へシフト。高市氏の政策が株式相場に与える影響を指すスラング「高市トレード」について触れずにはいられません。これは、高市氏の積極財政・金融緩和志向や経済安全保障・防衛関連の推進が、関連セクターの株価を押し上げる現象を表します。起源は彼女の経済安保担当大臣時代で、半導体供給網強化やサイバーセキュリティ投資の強調が、防衛株やIT・セキュリティ関連株を上昇させたことに遡ります。投資家がこれを「高市株」として物色するトレンドが生まれ、逆に当選織り込み済みで売られる「逆高市トレード」も過去にありました。
総裁選勝利直後、市場では「高市トレード」の再始動が期待されています。財政拡張・金融緩和の思惑から、円安・株高が進む見方が広がり、日経平均は4万7000円台、ドル/円は150円近辺を視野に入れた展開が予想されます。債券市場では長期金利の上昇圧力も指摘されますが、全体として成長ストーリーへのポジティブサプライズとして受け止められています。
注目セクターの例:
- 防衛・セキュリティ株:高市氏の防衛強化姿勢から、FFRI(サイバーセキュリティ)やFスターズなどが「逆高市トレード」の手仕舞い買い戻しで上昇。
- エネルギー・IT関連:再エネやエネルギー安保、IT投資推進の期待で爆上がり予想。
- 自動車・その他:サプライチェーン強化の影響で自動車株も物色対象に。
X(旧Twitter)上では、勝利直後から「高市トレードくるか」「エネルギー・防衛株が爆上がり」との投稿が相次ぎ、市場の熱気を反映しています。ただし、持続性は米国の政治・地政学リスク次第で、短期ブームに留まる可能性も。首相就任が本格化すれば、さらなる市場反応が楽しみです。
今後の展望:高市政権が描く日本の未来
高市早苗氏の総裁就任は、党内再建から外交・経済の両輪まで、多角的な変化を予感させます。女性リーダーの視点がもたらすイノベーション、台湾との絆強化による地域安定、そして「高市トレード」で活気づく株式市場――これらが絡み合い、日本経済の新章を紡ぎ出すでしょう。一方で、中国との緊張管理が鍵を握り、国内外のステークホルダーからの視線が厳しく注がれます。
皆さんはどう思われますか? 高市氏の政策で恩恵を受けそうなセクターは? コメントで意見を聞かせてください。次回は、首相就任後の初動政策にフォーカス予定です。引き続きお付き合いを!
(2025年10月4日執筆)



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