メタプラネット、ビットコイン大量購入も株価下落 なぜ? 初心者向けに解説
2025年8月4日、東京証券取引所スタンダード市場に上場するメタプラネット(銘柄コード:3350)が、仮想通貨ビットコイン(BTC)をさらに463個、約79.95億円(1個あたり約1727万円)で購入しました。これで同社のビットコイン保有量は17,595個(約2612.77億円)に達し、年初からの投資成果を示す「BTCイールド」が459.2%に上昇しました。しかし、驚くことに株価はこの好材料に反応せず、逆に下落しています。投資初心者の方に向けて、なぜこうなったのか、背景と今後のポイントを分かりやすく解説します。
メタプラネットの戦略:ビットコインを企業資産に
メタプラネットは、ホテルやメディア事業を行う企業ですが、2024年から企業資産の多くをビットコインに変える戦略を始めました。これは、米国のマイクロストラテジーという企業を参考にしたもので、ビットコインの値上がりを期待し、会社の価値を高める狙いがあります。2025年8月時点で、同社は17,595個のビットコイン(約2612.77億円、1個あたり平均1485万円で購入)を持ち、2027年までに21万個の保有を目指しています。
この戦略で、2025年のビットコイン値上がりにより、同社の資産価値は大きく増えました。年初来BTCイールド459.2%は、ビットコインの値上がりや買い増しが成功している証拠です。では、なぜ株価は下がっているのでしょうか?
株価が下がる3つの理由
1. 株価が「高すぎる」と感じられている
メタプラネットの株価は、持っているビットコインの価値よりも高く評価されています。7月末時点で、会社の市場価値(約50~60億ドル)はビットコインの価値(約20億ドル)の2倍以上。この「割高感」から、投資家が株を売っている可能性があります。例えるなら、お店の商品(ビットコイン)の価値より、店の看板(株価)が異常に高く見える状態です。
2. 株の数が増えて価値が薄まる懸念
メタプラネットは、ビットコインを買うお金を集めるため、株を新しく発行しています。これにより、2022年の約5700万株から2025年7月には約4.6億株と、株数が大幅に増えました。株が増えると、1株当たりの価値が下がる「希薄化」が起こり、投資家が不安を感じて売っている可能性があります。
3. 市場全体の動きと利益確定
2024年から株価は大きく上がり、最大で約129倍(高値1934円)に達しました。この急上昇後、投資家が利益を確定するために株を売った可能性があります。また、8月1日にビットコインを含む仮想通貨市場が下落(ビットコインは2.4%下落、約1710万円)した影響も受け、株価が下がったと考えられます。
今後のポイント:ビットコイン価格が鍵
メタプラネットの株価は、ビットコインの価格に大きく影響されます。もしビットコインが今後さらに値上がり(例:125,000ドル以上)すれば、株価が回復する可能性があります。一方、新たな株発行による希薄化や、市場の不安が続けば、株価はさらに下がるリスクもあります。7月末の分析では、株価が1000円付近で下げ止まる可能性も指摘されていますが、注意が必要です。
初心者が知っておくべきこと
- ビットコインの値動き:メタプラネットの価値はビットコイン価格に連動します。仮想通貨のニュースをチェック。
- 会社の情報:新株発行や資金調達の発表に注目。東証や企業サイトで最新情報を確認。
- 少額から始める:リスクが高いので、余裕資金で投資を。分からない場合は、専門家に相談を。
メタプラネットの挑戦は、ビットコインの未来にかける大胆な戦略です。あなたはどう思いますか? コメントで意見をシェア
免責事項:本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘ではありません。株や仮想通貨の投資にはリスクが伴います。自己責任で判断し、必要なら専門家に相談してください。
情報ソース:2025年8月4日時点の情報(463 BTC取得、BTCイールド459.2%、保有量17,595 BTCなど)およびウェブ・Xの投稿を基に作成。



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