株価はなぜ理不尽に動くのか?好決算でも下がる本当の理由

投資・マーケット

株式投資で誰もが経験する「株価はなぜ理不尽に動くのか」という疑問。

この現象は、多くの人が考えるよりもずっと論理的な理由に基づいて発生しています。

特に、好決算なのに株価が下がるといった状況は、その典型的な事柄です。

本記事では、株価が動く真のメカニズムを解き明かし、市場が「正しさ」ではなく「未来への期待の変化量」で動いていることを徹底的に解説します。

あなたが感じる「理不尽さ」の正体は、実は「人間の感覚とズレた市場のルール」そのものです。

「好決算なのに株価が下がるのはどうして?」と、市場の動きが理解できません。

株価は理不尽に見えても、その裏には明確な理由があることをお伝えします。

株価はなぜ理不尽に動くのか

― 市場は「正しさ」で動いていない ―

株式投資をしていると、誰もが一度はこう思う。

「意味がわからない」
「なぜ下がる?」
「理不尽すぎる」

だが、最初に断言する。

株価は理不尽に動いているのではない。
人間の感覚とズレたルールで動いているだけだ。

1. 株価は「事実」ではなく「期待」で動く

多くの個人投資家はこう考えている。

  • 業績が良ければ上がる
  • 決算が良ければ買われる
  • 成長していれば評価される

これは 半分だけ正しい

正確にはこうだ。

株価は「現在の事実」ではなく
「未来への期待の変化量」で動く。

重要なのはここ👇

良いか悪いか → ❌
期待より上か下か → ⭕️

2. 市場には「すでに織り込まれている」という概念がある

株価は、決算発表の前から動いている。

理由は単純。

  • 機関投資家は事前に情報を集めている
  • 業界動向はすでに見えている
  • 数字はある程度予測できる

つまり、決算発表=サプライズがなければ材料にならない

個人が「良い決算だ!」と思った時、
市場は「それは知ってた」と思っている

これが理不尽の正体①。

3. 株価は「正解発表」ではなく「ポジション調整」

株価が動く最大の理由は何か?

売りたい人と買いたい人のバランス

決算内容はきっかけでしかない。

実際に起きているのは、

  • 利益確定
  • 損切り
  • ポジション整理
  • リスク回避

つまり、株価は感情と資金の都合で動く

なぜ好決算でも株価は下がるのか
― 個人投資家が必ずハマる罠 ―

4. 理由①:好決算は「天井の合図」になりやすい

これは残酷な真実。

好決算が出る頃には
株価はすでに上がりきっていることが多い

  • 期待で先に買われる
  • 個人投資家が後から参加
  • 決算発表=出口になる

好決算は「買い材料」ではなく「売る理由」になる

5. 理由②:機関投資家は決算で売る

機関投資家の思考はこうだ。

  • 決算前に仕込む
  • 発表後に売る
  • 確実に利益を確定する

結果:好決算 → 出尽くし → 下落

6. 理由③:ガイダンス(未来)が弱い

個人投資家は「今期の数字」を見る。
機関投資家は「来期の物語」を見る。

売上+20% → すごい
でも来期は+5%予想 → 失望

7. 理由④:期待値が高すぎた

想定:売上+30%
実際:売上+20%

個人:十分すごい!
市場:期待未達。→ 売られる。

8. 理不尽に見える最大の原因は「視点の違い」

個人投資家 市場(機関)
今の数字 未来の期待
単体銘柄 ポートフォリオ
感情 確率
希望 リスク

9. 仮説:株価は「人をふるい落とす装置」

株価の理不尽な動きは
個人投資家を市場から退出させるために存在する

市場に残るのは
冷静で資金に余裕のある人だけ

10. 結論:株価は理不尽ではない。人間の感覚がズレている

株価は正義で動かない
努力も評価しない
正しさも関係ない

株価が見ているのはただ一つ。
期待が上がったか、下がったか

これを理解した瞬間、
市場は「理不尽な敵」ではなくなる。

まとめ

株価の動きは、時に個人投資家にとって理解しがたいと感じることがあります。

しかし、それは株価が理不尽なのではなく、人間の感覚と市場のルールの間にズレがあるためです。

特に、株価が「現在の事実」ではなく「未来への期待の変化量」で動くという原則は、多くの個人投資家が見落としがちな重要な点となります。

この記事では、株価が理不尽に見える具体的な理由を解説しました。

市場を「理不尽な敵」と捉えるのではなく、その独特のルールと人間の感覚のズレを理解することで、冷静に投資と向き合えるようになります。

感情に流されず、市場の仕組みを深く学んでいくことが重要です。

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